仕事術

パワハラ上司の言葉遣いの悪さにグサグサ傷付く…どんな対処をすべき?

パワハラ上司の言葉

会社の上司と良好な関係を築けているか、それとも険悪な関係になっているか?

その違いによって私たちの働き方だったり、仕事に対する意欲というのは大きく変わってくるものです。

温厚な上司なら問題ないのですが…、

  • 常にきつい言葉で怒ってくる
  • 些細なことを強い口調で責め立てる
  • あからさまに不機嫌な態度を取られる
  • 何か尋ねようとするだけで睨まれる

など、そんな”パワハラ体質の上司”の元で働くのは本当に嫌なものですし、それだけで仕事が楽しくなくなります。

業務の相談や報告でさえ、その都度ビクビクと怯えることになるし、気軽に話し掛けられない…となると、仕事に支障をきたすことになりかねませんよね?

もっと酷い場合だと、仕事とは関係ないプライベートなことまで指摘されたり、自分の生い立ちや両親のことまで否定されたり

僕もそんな感じで、ブラック企業に勤めていた頃はずっと人格否定されていて、勤務していた半年間は気分までもブラックでした。

中には、そうやって追い詰められるだけ追い詰められて、「一体、自分の存在価値って何だろう?」と思い悩んで精神的に病む人もいるようです。

もし、あなたがパワハラ上司の心ない言葉によって、心がグサグサと傷ついており、職場に行くことを考えるだけで憂鬱な気分になっているなら、一刻も早く何かしら対処をすることをお勧めします。

たとえ小さな言葉の暴力であっても、それが積もり積もると、いずれあなたの肉体や精神に支障をきたすことにも繋がるからです。

「でも、私なんて無力だし、どうすることもできないんだよね…」と、何も対策を立てないうちに諦めるのはNGですよ!

この記事では、パワハラ上司の言葉遣いや態度に対し、どのような対処をするべきかについてお伝えします。

「私は会社でも弱い立場だし、あまり事を大きくしたくない…」と心配をしている方も大丈夫です。

まずは、出来る範囲内で自分の身を自分で守り、快適に仕事ができるよう、職場の環境を少しずつ整えていきましょう!

覚えておきたい「パワーハラスメント」の定義

普段、私たちは何気なく「パワハラ、パワハラ」と使っていますが、そもそも「パワハラ」って何なのでしょうか?

まずは簡単に定義を把握してみましょう!

厚生労働省はパワハラすなわちパワーハラスメントについて、

職場のパワーハラスメントとは、同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内での優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為をいいます。

(引用:パワハラの定義|あかるい職場応援団

と説明しています。

たとえば、「仕事が遅い」「仕事の質が悪い」ことを理由に、他の社員の前で上司に怒鳴られたり暴言を吐かれたり、あるいは業務と関係のない個人に対する誹謗中傷をされればパワハラに該当します。

しかし、業務を行う上で必要な注意・指導・指摘であれば、適正な範囲で行われている限りパワハラに当たりません。

つまり、たとえ注意を受けている本人が苦痛に感じていても、上司は業務を遂行するために必要だと判断した上で注意をしているなら、それはパワハラでもなんでもなく「仕事の一環」になるということです。

また、パワハラは必ずしも「上司vs部下」という構図になるわけではありません。

社内の立場や専門知識・経験などの深さによっては、「先輩vs後輩」や「同期vs同期」という関係性においてもパワハラは成立します。

どんな言葉遣いがパワハラになるのか?

一般的には、パワハラは判断や立証が難しいと言われています。

上司がどんなに酷い言葉を使って叱っても、当の本人が「仕事に必要だからやったことですけど?」と主張すれば、それはパワハラだと認められないからです。

さっきも説明したように、上司が「仕事の一環」としての発言であるならば、それは違法行為とは認定されません。

だから、どこまでがセーフで、どこからがアウトなのか、その線引きは非常に曖昧で判断も難しいようなのです。

録音した音声など、分かりやすい証拠があると判断しやすいですが、なかなかそこまで準備をしている人は少ないかと思います。

ただ、上司にバレないようにこっそりと録った音声であっても、民事訴訟の証拠としては有効になる場合がほとんどです。

なので、「私、パワハラ受けてます!」という方は躊躇せずにボイスレコーダーで録音しておきましょう。

そして、もし上司が次に挙げるような言葉を使っていたら、それはパワハラに該当する可能性が非常に高いです。

「バカ」や「アホ」など人格否定的発言はアウト

「お前はバカだな」「こんなことも分からんのかアホが」

こういう人格を否定する発言はアウトです。こんな言葉を使わなくても、業務に必要な指摘や注意は出来るはずですからね。

僕もブラック企業に勤めていた頃は、しょっちゅう言われていました。

新卒で入社したのは、和食を中心にした飲食業の会社だったのですが、上司である店長からも副店長からも、毎日のように罵倒されていました。

さすがにお客さんの前では怒鳴られることはなかったですが、調理場で作業している時なんか、ネギを刻んでいても食器を片付けていても、少しでも気に障ることがあると…

「バカ野郎!」
「やる気あんのかアホ!」

などと罵声を浴びておりました。

その度に「ハッ!」と息を飲んで、心臓の鼓動がドクンドクンと高まっていくのを感じていたものです。

そのときの音声を録音しなかったのが悔やまれますね。

「死」を連想させる言葉は完全にアウト

「自殺しろ」や「殺してやるぞ」など「死」を連想させる言葉は論外です。

このような名誉を傷つけるような脅迫的な暴言は、たとえ言われた本人に落ち度があっても完全アウト。

パワハラだと認められなきゃオカシイ言葉ですし、むしろ、人として言ってはならない言葉ですよね?

僕も数回ほど言われたことがあります。

ブラック企業に入社して4ヶ月ほど経って「早く辞めたい…」と考えてばかりで、完全に仕事に対する意欲を失っていた頃の話です。

次の日が休みで少しだけルンルン気分になって帰り仕度をしていたら、副店長が僕に難癖を付けてきたのですね。

内容は忘れましたが、僕のやる気のなさとか覇気のない態度に対して、お説教が始まったんだと思います。

それに対し、僕はなるべく視線を合わせないようにして、「はぇ、はぇ」と気のない返事を繰り返していたら、副店長に「お前、もう殺してやろか?」と静かな声で言われました。

特に感情的になってるわけでもなく、目が据わった状態で低いトーンで突然言われたので、何ともおぞましかったものです(ガクブル)。

確かに僕も悪いかもしれませんが、でも、社会人たるもの、そんな物騒な言葉を使うのはちょっと頂けないですよね?

会社のお荷物的発言もアウト

「給料泥棒」「君は使えないね」「他にいくらでも人材はいる」

このような「会社のお荷物」的発言はパワハラに認定されます。アウトです。

ある製薬会社の30代男性社員は、50代の係長から「お前は会社を食いものする給料泥棒」「頼むから消えてくれ」「どこへ飛ばされてもお前が無能な奴だと言いふらす」などの暴言を受け、男性はうつ病になった上に自殺してしまいました。

その後の裁判では、この係長の暴言はパワハラであると認定され、男性の自殺の直接的原因であるとの判決が出たようです。

…そうですね、僕の場合は「お前は使えない」とか「お前はダメな奴だ」と言われ過ぎて感覚が麻痺し、もはや何とも思わなくなっていましたね(苦笑)

言われない日があると、逆に物足りなさを感じてたぐらいです。

それでも胃を壊すぐらいで、うつ病とまではいかなかったので、意外と僕は自分で思っている以上に強いメンタルを持っているのかもしれません。

ただ鈍感なだけかもしれませんが。

会社を辞めてくれ的な発言もアウト

退職を迫る発言、解雇や懲戒処分などを思わせる発言もパワハラと認められやすいです。

とは言え、会社側にも「会社に損害を与える社員」に対して退職勧告する権利はあります。

ただ、脅すかのように「もう会社に来てくれなくても良い」とか「向いてないから他の仕事を探したら?」など、退職を勧めるような発言があった場合はパワハラです。

たくさんの人がいる前で叱責するとパワハラと認められやすい

また、別室に呼ばれて個別で説教されるならまだしも、多くの人がいる前で怒鳴られたり長々と説教されたならば、それはパワハラです

この場合、なかなか音声だけでの証拠取りは難しいと思われます。

しかし、それでも普段からどういう場面で暴言があったのか、きちんと記録をつけておくことは大事です。

また、他の社員の前で怒鳴られたり、暴言を吐かれた場合は、万が一のときに証人になってくれる人を見つけることも大切ですね。

パワハラ上司の言葉に耐えられなくなったときの対処法

「上司の言葉の暴力に耐えられない。もう、いい加減にしてほしい…」

もし、あなたがそう思い始めたら、出来る限り早く行動に移すことをお勧めします。

と言うのも、パワハラによって精神的苦痛が伴うと、うつ病にかかるリスクが高まるからです。


(引用:データで見るパワハラ|あかるい職場応援団

こちらのグラフは、パワハラを受けたこと現れる心身への影響を、パワハラの頻度別に表したものです。

言うまでもなく、パワハラを何度も繰り返し受けている人ほどメンタル面に影響を及ぼしてしまい、眠れなくなったり病院に通う人の割合が増えていることが分かります。

たとえ病院に通ったり薬が必要なまで追い詰められたところで、必ずしも会社があなたを守ってくれるとは限りません。

だから、自分の身は自分で守る姿勢を持って下さい。

ただ、実際にうつ病を発症してしまうと、行動する気力すら湧かなくなることも考えられます。

だからこそ、そうなる前に早めの対策を打つことが大事なのです。

ちなみに僕は、どんなに暴言を浴びせられても、ひたすら耐え抜いてました。

「自分が仕事できないんだから仕方ない」と自分を責めてしまい、上司のパワハラを誰かに訴えるとか、本部に相談するとか、そういう発想すらありませんでした。

「自分さえ耐えればそれで良いんだ」と考えてしまい、行きたくないんだけど無理に職場に向かうしかなく、とにかく毎日が地獄でした。

でも、それは一番やってはいけない最悪な対処法なのです。

まずは自分の非を改めてみる

まず大切なのは、たとえ上司の言葉遣いが悪かったとしても、指摘の内容に一理あるならば、自分自身の行動を改めてみることだと思います。

あなたが入社数年の社員で、まだまだ仕事に慣れきっていないせいで、思いも寄らないミスをすることもあるでしょう。

それ自体は仕方ありません。

ただ、自分の行動に落ち度がなかったかを一つ一つ丁寧に振り返ってみて、まずは自分自身が成長するんだという姿勢を上司に見せることが大切です。

もし、可能であるならば、直接上司にアドバイスを求めてみましょう。

成長することに意欲的になっている部下を持つことは、基本的に上司の立場からすれば嬉しいはずです。

あなたが会社に貢献したいという意思を見せれば、たとえ口の悪い上司であっても、親身になって色々と相談に乗ってくれるかもしれません。

とにかく、あらゆる手段で記録しておく

自分の非を改めてみてもなお、上司の暴言は止まらない。

日によって上司の言ってることが違っていて、結局何をやっても怒鳴られる。

せっかく成長したいと意思表示したのに、全く取り合ってくれない。

それどころか、「お前なんかに全っ然期待してない!」と言われて見放されてしまった。

…もし、そんな状況になってしまったなら、残念ながらあなたの上司は完全にパワハラをしています。

であるならば、あなたの精神的苦痛が酷くなる前に然るべき対処をしましょう。

何と言っても基本は「記録」をとることです。

パワハラ加害者本人に訴える場合も、社内の上部や他の機関に相談する場合にも必ず証拠が必要になります。

記録をとる上でのポイントは、

  • いつ
  • どこで
  • 誰に
  • どんなことを
  • どれくらいの時間・期間
  • どうやってorどのように
  • その結果どうなったのか(心身状態など)

という状況をしっかりと分かるようにしておくことです。

メモ用紙やノートに書き残す、上司の暴言をボイスレコーダーで録音する、上司から送られたパワハラメールの文面を保存する、第三者に意見や証言を求める。

それらの証拠は、後々に行われる事実確認に大変有効です。

特に、メモやボイスレコーダーの音声で記録を残しておくことは強くお勧めします。

社内の信頼できる人に相談をする

証拠が揃ったなら、次にするべきは第三者に相談することです。

しかし、一体誰に相談すれば良いのでしょうか?

まずは、人事部や労働組合、社内のパワハラ対策部署に相談することです。

とはいえ、社員数が1000人を超えるぐらいの大きな会社であれば相談窓口があるでしょうが、中小企業や零細企業となると、そういう部署がないことも考えられます。

その場合は、パワハラ上司の上司や、他の部署の信頼できる人に相談することです。

その際、いきなりボイスレコーダーに録音した音声を提示するのは避けた方が良いでしょう。

もし、パワハラだと認められなかった場合、上司のパワハラを疑ってこっそり録音するような社員と見なされてしまい、あなたの印象が一気に悪くなってしまう可能性があるからです。

特に、小さな会社ほど古い体制が取られることが多く、若い社員の意見が通りにくいことも考えられます。

「パワハラ?誰でもそれぐらいの言われ方はしてるんじゃない?」

という感じでナアナアにされ、まともに取り合ってくれないケースも多々あるようです。

外部の相談窓口に相談する

社内の人に相談してもまともに取り合ってくれないならば、外部の相談窓口にて相談をするしかありません。

厚生労働省が運営するこちらのページには、職場のパワハラに関する相談機関先の一覧が載っています。

相談先として一番先に思いつくのは「労働基準監督署」だと思いますが、労基署にはパワハラ被害に関して相談できる「総合労働相談コーナー」が設置されているので、そこに相談しましょう。

ここでパワハラを受けていることを相談すると、

労働者から相談があった際に、相談窓口ではまず社内解決が図れるかどうかを判断します。

・労働者が受けた嫌がらせはどういうものか
・労働者が受けた損害は何か
・会社のコンプライアンス窓口に相談したか
・相談した結果何か対策は取られたか
・対策を講じた結果、問題は解決されそうか

上記のことについて総合的に判断した結果、当事者間での解決が難しいと判断した場合は、第三者解決機関による解決を勧めることになります。

(引用:労働基準監督署にパワハラを相談してできること|労働問題弁護士ナビ

とあるように、まずは社内で解決できる限度の問題なのか否かを、第三者目線で判断してくれます

その上で、社内での解決が難しいと判断された場合には、

第三者解決機関による解決が必要と判断した場合は、労働局長による助言・指導、あるいは、紛争調整員会によるあっせんのいずれかで解決を勧めます。

(引用:労働基準監督署にパワハラを相談してできること|労働問題弁護士ナビ

とのことです。

会社側からすれば、労基署に目をつけられることはなるべく避けたいはず。

ですから、最終手段として「労基署に訴える」という手札を残しておいた上で、なるべく社内で解決できるように事を進めると良いと思いますよ。

パワハラに該当する言葉と適切な対処法|まとめ

上下関係など立場を利用して、業務の遂行に必要な範囲を通り越して、過剰な暴言や相手の人格を傷つくような言葉を発した場合、それは紛れもないパワハラです。

一度や二度ならまだしも、それが毎日のように続くのであれば、しっかりと記録を残して社内や社外に相談できる態勢を整えておきましょう

とは言え、必ずしも訴えて上司を平伏せさせたり、慰謝料を請求することがあなたの目的ではないはずです。

あなたにとっての本来の目的は、働きやすい環境で仕事を続けることだと思います。

であれば、闇雲に上司を敵視するのではなく、「自分にとっても相手とっても一番最適な状態は何だろうか?」という視点を見失うことなく、なるべく円満な方法でパワハラを解決したいところですね。

僕はパワハラに耐えられず、わずか半年て会社を辞めました。嫌なことから逃げるだけの、何ら将来のために繋がらない目的意識の低い退職です。

でも、あのままパワハラに耐えるだけの日々を続けていたら、きっと精神的に病んでいたかもしれません。

だから、振り返ると賢明な判断だったかなと思います。

世の中にはブラック企業と分かっていながら、辞められない人もいますから。

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もし、あなたが今まさにパワハラを受けているのなら、忍耐をして凌ぐということだけは絶対にしないで下さいね。

そうやって自ら命を絶つ人が少なくない現状を踏まえると、早いうちに何かしら手を打つことが、絶対にあなたの明るい将来に繋がるはずですよ!

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私の人生に起きた「奇跡」のような出来事

 
ここまでお読みいただきありがとうございます!

一人でも多くの方に、人生をもっと楽しんでもらえたらいいな、と思いこのブログを書いています。

私はほんの3年前ぐらいまで、真っ暗闇のどん底の中にいました。

信じていた人に見捨てられ、寂しさを紛らわすように刺激的なゲームやネットの掲示板や動画を見まくり、一食にご飯を2合食べるほどの過食も止まらず、コンビニの袋だらけでゴミ屋敷寸前・・・。

人と比べては「自分はダメだ」と落ち込む日々でした。

ところが、私の先生であり、最も頼れる友人でもある佐藤想一郎そういちろうさんに出会って、人生が全く逆の方向に回り出しました。

まだ20代なのが信じられないくらい色んな経験をしていて知識も豊富なのですが、何よりも「良い未来」を信じさせてくれる不思議な説得力があります。

そんな想一郎さんから私は「願いを叶える方法」を教えてもらい、願っていたことが次々と実現しました。

過食が治り、ライターとして独立し、安定した収入を得て、一緒に成長していける仲間達とも出会えました!

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