どこにでも自由に移動できて、天気が悪くてもへっちゃら、車はあったら便利なものです。
でも、車を買って維持するには結構なお金がかかるので、果たして自分のライフスタイルや年収で車を買うべきかどうか、迷ってしまいますよね。
この記事では、車を買うべきかどうか、こんな疑問にお答えします。
- 車の購入費用や維持費はどのくらい?
- 車を買うには年収いくら必要なの?
- 車がない方が貯金できる?
- お金持ちは車を持たないって本当?
- 車を持ってた方がモテる?
- 20代の皆は車、どうしてるの?
- 車を買った・買わなかった体験談おしえて!
果たして車は買うべき? 買わないべき? 判断基準となるポイントをまとめてみました。
まず車を買うのにかかる費用からチェックしましょう。
Contents
車は買うべきか? 車の購入費用と維持費はどのぐらい?
車を購入するときには、車両本体の価格の他に、いろんな諸費用がかかります。
また購入後にも、定期的に税金や保険料、車検代がかかり、月々の駐車場代や使った分のガソリン代・洗車代、メンテナンス費用などもかかります。
車の購入にかかる諸費用
人気のコンパクトカーを例に、かかるお金を調べてみよう。
新車の場合
トヨタのヴィッツ新車の場合だと…
本体価格…118.2〜231.9万円(グレードによる)
オプション価格…10万〜50万円程度
消費税…本体代の8%
自動車取得税…車両代+オプション代の3%
納車費用…1万円程度
車庫証明費用…3000円〜1万円
検査登録手続き費用…3000円〜1万円
合計で約140〜315万円ほどになります。
金額は新車価格とオプションをどうするかで変わってくるので、同じ車種でも幅がありますね。
グレードやオプションを控えめにして、
借入額を140万円を、年率2%,ボーナス返済なし,5年のフルローン
で借りた場合をシミュレーションしてみました。

中古車車の場合
中古車を購入するのにかかる費用は車種や残車検によって変わりますが、本体・オプション費用にプラス10〜20%見ておけば良いようです。
価格.comでヴィッツの中古車を調べてみたら、一番安いので10万円以下のものもありました。

安い中古車はあちこち古くなっているので、乗れる期間が短かったり、修理に思った以上にお金がかかったりするケースがあります。
それでもそれでも本体価格は新車の10分の1以下で手に入るのは魅力的ですね。
車の維持費
買うときの価格だけでなく、維持費もわすれてはいけません。
車の維持費には、以下のようなものがあります。
- 車検代 新車購入後3年目、それ以降は2年ごとコンパクトカーで約10万円〜
- 自動車重量税・自賠責保険料 2年ごと約2万円〜
- 自動車税 約3万円程度/年
- 任意保険代 約3〜4万円程度/年
- 法定点検代 1万円程度/年
- ガソリン代 使った分(例、ガソリン代160円/l、燃費10km/l、片道5kmを20日間通勤で使うと3200円/月)
- 洗車代 1回数百円〜2000円程度
- 駐車場代 0円〜数万円程度
- タイヤ交換費用 シーズンごと7000〜8000円程度
- エンジンオイル交換費用 2000〜4000円/年
1ヶ月あたりにならすとざっくり月々3〜4万円はかかります。
車を持つには、トータルで月々いくらかかるの?
ローンの支払いと合わせると、月々かかる費用は…
新車 月々5万円〜
中古車 月々3万円〜
が目安となります。
車を持つには、月々3〜5万円以上かかります。自分にとっての車を持つメリットが、その金額以上にあるかどうかを検討しましょう。
車を買うには年収いくら必要なの?
では、車を買うには収入がどの位必要なのでしょうか?
年収と車の価格の一般的な目安
ローンを組んで購入するときの目安は一般的に手取り年収の半分程度と言われています。
たとえば年収300万円の人なら、手取りがだいたい240万円だとして、
240万÷2=120万円
が車の本体価格の目安となります。
一般的に月々の自動車ローンの支払額は月収の20〜25%までにするのがよいとされています。
月収20万円の人なら、月々4〜5万円が限度ですね。
年収400万円あれば車を購入したい20代が4割
SMBCコンシューマーファイナンスの「20代の金銭感覚の意識調査」によると、自家用車を所有しようと思える年収(世帯年収)は、年収400万円39.2%、年収500万円が55.6%でした。
年収300万円で車を買えることは買えますが、あまり余裕がないと考える人が多いのかもしれません。
車を持たないと貯金できる、は本当か?
車を所有するとお金がかかるから持たない方が良い、という論調もありますが、果たして本当でしょうか?
確かに車がなければ、月々のローンや維持費は当然かからなくなります。
しかし車を持たない生活をするには、そもそも車がなくても生活ができる場所に住む必要があります。
電車が1時間に1本来るか来ないか、最寄りのコンビニまで10キロ、病院まで20キロ、みたいな田舎だと、車は必須ですが住居費は安くなります。
一方で、電車や地下鉄の便利がよく、生活に必要なスーパーや病院、保育所などがすべて徒歩圏内にある…という都市部の好立地の家に住めば車は持たなくても良いですが、その代わりに家賃や住宅ローンが高くつきますね。
普段の通勤には使わなくても、たまに終電を逃してタクシーに乗ったり、レジャーで遊びに行くのにレンタカーを借りたりするかもしれません。
そういった費用も発生することを考えると、一概に車がなければ貯金ができる…とは限りません。
車を持つことでかかるお金と、車を持たないためにかかるお金を比較しよう
金持ち車なしは本当?
お金持ちが車を持たない理由としては、以下が考えられます。
- 購入、維持費にかかるお金を節約するため(節約するからお金持ちになった)
- 自分が車を運転する時間がもったいないため(タクシーや電車に乗る)
ですが、お金持ちの人が全員そうではなく、お金があって車を持っている人もいます。
- 仕事で使うため
- 税金対策のため
お金持ちは、車を持つことが長期的に見て投資になるかどうかで判断しているようですね。
お金持ちが車を持つかどうかは、ケースバイケース。長期的に得するように持ったり持たなかったりしている
車を持つとモテる、は本当?
では、「車を持ってる方がモテる」は本当でしょうか?
車があると、異性と2人きりにの状況を割と簡単に作ることが出来ます。
仕事や飲み会で帰りが遅くなったときなど、「車だから送っていこうか?」と口実を作って、車内のパーソナルなスペースに連れ込み、親密度をアップできるんですね。
かといって、恋愛が上手く行くかどうかは分かりません。
良い車に乗っている人ほどモテる…とは限りません。
カッコいいスポーツカーに乗っていると、「車にばっかりお金を使う浪費家」と思われて相手に引かれる可能性もあります。
NewsCafeのアンケート調査によると、「高級車に乗ればモテると思う」がアリの人は17.1%、ナシの人が82.9%にものぼりました。
■車でモテようなんて…今時古いんじゃ?
■それはバブルの時代だけ。今はそういうところは重視しないんじゃない?
■ランボルギーニ乗ってるけど近寄っても来ない…(笑)。
車があると恋愛のキッカケはつくりやすい。しかし、車があれば必ずしもモテるわけではない。高級車は引かれる時代。
皆はどうしてる?年齢別の乗用車普及率
「若者の車離れ」と言われますが、実際、20代以下の若者は車を買わなくなったのでしょうか?
内閣府の「消費動向調査」、2018年のデータを見てみましょう。
29歳以下の世帯主の乗用車普及率は56.6%
新車で買ってるのか、中古車で買っているのかはどうでしょうか?
新車購入 29.5%
中古車購入 26.0%
ちなみに、30〜59歳の世帯主は自動車普及率が78.6%,、新車購入が59.7%、中古車購入が32.1%となっています。
30歳を過ぎて収入にも余裕ができて、結婚して家族が増え、車を購入するというライフスタイルが想像できますね。
20代以下で車を持っている世帯主は約半分。車はなくても当たり前。
車を買った・持った体験談
次では、車を買った・持った体験談をご紹介しましょう。
タクシー代が月2万円超えで車を購入@地方都市
私の友達なんですが、30代女性のHさんは大手の学習塾勤務で年収は約400万円。
公共交通の便利な街中の賃貸マンションに住み、地下鉄とバスを乗り継いでの通勤です。。
ところが、ある年の人事異動で郊外の教室を担当することになってしまいました。
自宅からは約10キロ。一応は地下鉄とバスも通っていますが、最終バスは21時30分。
ちょうど最後の授業が終わる時間です。残業ナシならギリギリ帰れますが、子どもたちやバイトの講師を毎回置いて出るわけにも行きません。
バスに乗り損なった日は地下鉄の最寄り駅までタクシーで1000円ほど。
会社からは公共交通の分しか交通費が支給されません。
タクシー代は1ヶ月で2万円を超え、乗り継ぎで長時間の通勤にもギブアップして、ついに新車を購入しました。
通勤手当は車の維持費には全く足りないんですが、その分は残業代でカバーしてます。
車を持つことで生活のコストは上がりましたが、移動時間を減らして収入も増やせた例です。
低収入、親のお下がりの中古車を持つ人@田舎
20代、派遣社員、年収250万円で車を持っているというYさんからも話を聞きました。
Yさんは東北の田舎に住んでいて、車ナシでの生活はほぼ不可能です。
以前に親が乗っていた軽自動車をタダで譲り受けて乗っているとのこと。
収入は多くありませんが、会社の寮暮らしなので、家賃も駐車場代もほとんどかからなず生活には余裕があります。
車は買うべきか? まとめ
車を買うとお金がかかりますが、車を持たなくて済む生活をするのには都市部に住む必要が出てくるので、別のコストが発生します。
車にかかるお金だけでなく、住居費などトータルでかかるお金でライフスタイルを選択すると良いでしょう。
車には乗りたいけれど、頻度はあまり多くない、または期間限定で使いたいという場合は、カーシェアやリース、レンタルがお得になることもあります。
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中古車の購入時に掛かる諸費用を徹底解説|ナビクルカー
年齢階層別の乗用車普及率をグラフ化してみる(最新)|ガベージニュース
「もっと熱く、心を燃やして生きたい!!」
平凡に、自分のペースでのんびり生きていきたい。
お金と自由な時間があることが幸せ。
そう思い込んで生きてきました。
でも、そんな生き方、なんか冷めてる。
「仲間が一人でも困っていたら、
何がなんでも全員で力を注いでいく人たち」
に出会い、限りある命を熱く燃やして、
全力で生きる姿を目の当たりにしました。
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