ライティング・文章術

文章が書けない、意見が言えない、感想がない、を私が克服した方法

文章が書けない、意見が言えない
キチオくん
キチオくん
うーん、うーん。文章は苦手だなあ、全然書けないよ
マナ先輩
マナ先輩
お、大学のレポートだね。
キチオくん
キチオくん
本を読んでまとめるだけなら良いんだけどさあ、「考察」をかけって言うんだ。特に意見も感想も無いから、困っちゃうよ。
マナ先輩
マナ先輩
わかるー!私も読書感想文とか卒論とか、すごく苦手だったなあ・・・
キチオくん
キチオくん
えっ、そうなんスか? ライターって文章が得意な人がなるんじゃないの?
マナ先輩
マナ先輩
文章を書くのと意見を言うのは、脳みその違うところを使うのだよ。まあ、でも今は意見もそこそこ書けるようになったけどね
キチオくん
キチオくん
どうやって?!

今回は、WEBライターをしている私マナが、いかにして「文章が書けない・意見が言えない・感想がない」の三重苦を克服したのか、シェアさせていただきます。


意見や感想がなくて、文章が書けませんでした



感想文が書けない

今はライターをやってる私ですが、小学校や中学校の作文や読書感想文、卒業文集など、作文のたぐいはめちゃくちゃ苦手でした。

ちなみに、本を読むのは大好きで「学校の図書館で本を借りた冊数ランキング」で学年1位になったこともあります。

また、国語の読解とか漢字の読み書きも人並みにできていたので、識字障害とかで書けないってわけでもありませんでした。

なのに、読書感想文の原稿用紙を目の前にすると、何を書いて良いのか全く感想が沸いてこないのです。

宿題で書けないので、やっていかずに居残りになるわけですが、1行目に『○○を読んで』というタイトルを書いて、2行目に『落合愛子(あいこ、まなの本名です)』って書いて、後がもう全く進まない。

先生は「あらすじを書くんじゃだめだぞ、感想を書け」と言いますが、特に感想が出てこないんですよね。

「面白かったです。」の1行で終わっちゃう。

で、ずと教室に立てこもっていると、担任の先生が根負けして、去年の文集を持ってくるんですね。

それで、去年の人のやつを1個、ほぼ丸写しでちょっとだけ変えて、とりあえず書いたことにしてもらってました。


新聞はなぜか書ける

ところが、作文の書けない私が、なぜか「新聞」は書けるのでした。

もちろん、本物の新聞じゃあなくて、学校の廊下に張り出す『修学旅行新聞』とか『5年2組新聞』みたいな壁新聞です。

新聞なら修学旅行の面白い出来事とかを「こんな事件がありました」と事実をそのままに書けばよく、特に意見とか感想は書かなくても良いから、書けたんだと思います。

同じように、「地域の人から聞いた話をまとめる」とか「自由に物語を作りましょう」など、自分の意見や感想の入る余地がないものであれば割とスラスラ書けました。


小論文、レポート、卒論…意見が言えない



入試の小論文を全力で回避

読書感想文は適当にやり過ごせましたが、困ったのは大学に進学するあたりからです。

まず、入試に『小論文』という難関がありました。

「なんちゃらについて800字程度で意見を書け」とか、ちょっとしたコラムみたいなのを読まされて「賛成・反対いずれかの立場を明記して、考えを述べなさい」とか、もう手も足も出ません。

一応、小論文の参考書も買ってはみたものの、今ひとつコツがつかめません。

こういう場合は、こういう風にかけばいいんだよ〜的なパターンがまるで見えてこなかったのです。

そして、回答例はとても立派な考えを持っていて、自分にはこんな発想は無理だ…と思いました。

幸いにも、小論文が課されるのは後期日程のみです。

これは、何が何でも前期日程で受からなければ!!と思ったら覚醒して無事に前期で合格。

意見が書けないまま大学に進学することになりました。


『レポートの書き方』を読んでも分からん

大学生になると、課題は高校までのようなワークブックや穴埋めプリントではなく、オール記述式の「レポート」になります。

「これはまずい!」と一念発起。

大学生協に行って『論文の教室 レポートから卒論まで』という本をゲットし、読んでみました。

これによって、レポートの書式や調べ方、引用・参考文献の書き方などはよく分かりました。

こういう風に書いていくんだな〜と。

しかし、もっとも肝心な「自分の意見」をどうやって作ったらいいのか? というのがやっぱり分かりませんでした

よく分からないまま、いちおう授業で聞いたことや本に書いてあったことをまとめ、どこかで聞いたような無難なコメントを添えて提出してみました。

そうしたら単位はもらえて、その後も文章に自信はないままレポートや試験で作文を書き続けました。


卒論をお金で解決するの巻

しかし、いよいよ大変なのが卒論です。

私には世の中に訴えたい意見も、すごく興味をもって研究したいテーマもありません。

ただ、ただ、就職内定も出てるので、どうにかお茶を濁して卒業させてくれ!…それだけです。

早い人は夏休みぐらいで書き終わって、あとは先生に見てもらって発表練習とかしてましたが、私はお正月休みが明けてもまだ卒論に手をつけていませんでした。

もう無理だ!とあきらめ、また別の先輩に頼んで、3万でほとんど書いてもらっちゃいました。

いちおう、ちょっとは自分でも書き足したので、代筆じゃ無くて「添削」の範囲だと思います。はい。

発表はしどろもどろ。勉強してなことがバレバレでしたが、卒業はさせてもらえました。

教授たちも、こんなやる気の無い学生にもう1年残られたところで困っちゃうのでしょう!


ライターの仕事は、意見がない方が都合が良いみたい

月日は流れ、私が会社員5年目のときのことです。

私は副業でWEBライターの仕事を始めました。

物書き、と言ってもコラムみたいに自分の意見をかく訳じゃ無く、セミナーとか対談の音声を文字に起こす「テープ起こし」が最初でした。

話し言葉だと「あー」とか「うー」とか余計なことを言ってたり、同じことを何回も繰り返してたりするので、そういうのをカットして文章に直していくんですね。

なので、自分の意見は書けなくても大丈夫!

あと、その道のプロの人にインタビューをして、まるでその人が書いたかのように記事をまとめる「ゴーストライター」みたいな仕事もありました。

これも、大事なのはインタビューされる人の意見であって、ライターの意見が入る余地はありません。

さらに、検索されるキーワードに併せて記事を書いてくれっていう仕事もありました。

やっぱりこれも、情報がメインで、ライターの意見は求められてません。

意見や主張をしっかり持ってる人なら、「こんなこと書けません!」ってなるかもしれませんが、私は特に意見がなかったので、全く苦になりませんでした(笑)。

しかし、ライターとしていろんな人の意見をまとめていたら、意見が言える人の共通点・特徴が見えてきました。


意見や感想が言える人の特徴

テープ起こしをした音声の話し手や、インタビューに答えてくれた専門家の人たち、そして、いろんな調べ物をしている中で見つけた著者やブロガーさんたちは、みんなしっかり自分の意見を持っていました。

そして、面白い意見や感想を言える・書ける人には、次のような共通点があったのです。


謎の自信がある

ちょっと意外なことに、その分野に詳しくて何でも知ってそうな人でも、分からないことを聞かれると、

「その情報は持ってないですね」「そこは詳しくないです」

などと、アッサリ「自分は知らないよ」ってことを言います。

知らないことは恥ずかしい、バカにされる、ナメられる、と思っていた私には、かなりのカルチャーショックでした。

ですが、あんまり堂々としてるので「えっそれ知らなくて大丈夫なの?」みたいな不安を相手に与えません。

むしろ、そんな知識をひけらかす方が変なんじゃないか、みたいな空気感になっちゃうんです。

そんな謎の自信を持ってる人は、意見もバンバン言います。


一貫性はない

そして、全員じゃありませんが、けっこうその場・その場で意見が変わったりもします。

「あのときはこう言ってませんでした?」とツッコむと、

「あのときの自分はそう思ってたんだろうね」と平気な顔。

そのときどきで、本音をただ言ってるだけなので、状況とかによって意見は変わってしまうようです。

ですが、「あのとき、ああ言っちゃったからなあ」と過去に引っ張られないからこそ、新しくユニークな意見や感想が飛び出してくるのかもしれません。


人の言うことを気にしない

そして、彼ら・彼女らは他の人がどう思うかを全く気にしていません。

批判されても馬鹿にされても、ムカつくから無視してるとかじゃなく、

「へー、そういう意見もあるんだ、面白いね」

と思うだけなんです。

本当に保身がないというか、気にしてない。

他の人が何を言っても良いと心から思っているので、自分自信の意見にもそのルールを適用し、何を言っても良いことになっているのかもしれません。


「書けない」を克服するためにやったこと

私も、意見を言える人たちを見習って、意見を持てるようになろうとトライしました。

意見や感想を書ける人は、「正しいことを書かなきゃいけない」とは、どうやら思っていないようです。

思ったことを、ただそのまま言ってるだけ。

逆に、書けない人も本当は意見がないわけじゃないんだけど、間違いだと思って勝手に言えなくなってるのかもしれません。

「こんなこと言ったら間違ってるんじゃないか」「こんな感想、思っちゃだめだ」などと頭の中でもみ消して無かったことになっちゃってるんですよ、きっと。

要は、意見を言って恥をかくのが怖いだけだとおもうんです…ぐすん。

そもそも、「何か正しい答え・意見がある」という思い込みです。

仮におかしいことを言ってもいい。それもまた一意見だから。

自分が書くときだけじゃなく、本を読むとき、話を聞くときにも、「おおー、これが正しいのか」とは思わないことです。

「この人はこういう意見なんだね、ふーん」ぐらいに受け止めましょう。

そして、「正しく書かなきゃ」と思わないこと。このせいで書けなくなってたんですね。

頭の中で考えたことをそのまま書けばいいんです。

こんな本意味わかんなくて何の感想も沸いてこないわー、って思ったら、それをそのまま書く

案外、そっちの方が面白いですよ。たとえば、こんな風に。

私は、練習のためにひたすらブログを書きました。

自分が批判されるのはちょっと心配だから、ペンネームを使って。

そしたら、なんか慣れてきたのか、ちょっとは賢くなったのか、はたまた神経が図太くなったのか、原因ははっきりしませんが、とりあえずオピニオン記事っぽいものも書けるようになりました。

まとめ

意見や感想が書けない人は、立派なこと・正しいことを書かなきゃって力みすぎてると思うので、ただ頭の中に浮かんでる言葉をそのまま書き出してみましょう

バカだと思われたくない!っていう執着を手放せば、もう無敵で面白いことが書けるはずです。

マナ先輩
マナ先輩
とりあえず変なブログでも書いて練習してみると良いと思うよ
キチオくん
キチオくん
よーし、ブログやってみようっと

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